当院の特徴


 現在、わが国は長寿社会をまっしぐらに進んでいます。古来より、不老、長寿は皆の夢でした。その意味では、現在のわが国はその夢が実現しつつある理想の国かもしれません。しかし、一方では加齢とともに足腰の弱化から、外出や歩行がままならなくなったり、些細なことで転倒して思わぬ骨折を起こして手術せざるを得ない高齢者が増加しています。そして、それらの方々の多くは家族や介護保険によるヘルパーさんなど、他人の支援を余儀なくされています。
 このような足腰の弱体化の原因は関節、背骨、骨などが加齢とともに徐々に衰えていき起こる変形性関節症、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、骨粗鬆症など運動器の疾患によるものです。これらの疾患に対してはひどくなる前に進行を防ぐ適切な正しい治療法が必要です。
 当院ではむやみに内服薬や注射ばかりに頼る方法は行いません。また単に一時的に痛みを和らげるための、電気やマッサージやハリなどに頼る方法だけすることは行いません。当院では痛くない方法で適切に身体を動かして、身体が本来持つ自然回復力を促進させるようなリハビリによる最新の運動療法を中心に据えています。この方法で、痛みが軽減されるだけではなく、運動によって関節、背骨、筋肉が強くなり、それによって再発や進行も食い止められるようになります。さらに、これらの運動を続けることは加齢による身体の弱化を防止することにもなり、健やかで活発な高齢者の生活を作り出すことにつながります。
(これらの治療法は、これまで「ためしてガッテン」などをはじめとして、たびたびNHKテレビで紹介されてきました。)
 当院のもう一つの柱はスポーツ選手、スポーツ愛好家のための適切で高度な治療です。小、中学生、高校生などの少年スポーツや部活動スポーツ、一般愛好家のフットサルやママさんバレーなど、現在さまざまな年齢層でさまざまなスポーツが活発に行われています。少年野球などでの野球肘投球肩障害、少年サッカーでの足首捻挫肉離れ、さらに高校生以上での膝の半月板損傷前十字靱帯損傷、等は当院整形外科スタッフが長年、治療経験を積んだ分野で、これまで多数の一流スポーツ選手も治療してきました。それらのスポーツによるけがや故障にたいして、できるだけ自己の筋力や関節の力を向上させて自然治癒力を促進させ、正しい自然な動きを体得させて再発を防ぐ方法を中心に据えて治療を行います。
 それらの治療の中心になるのはリハビリテーションです。当院では実際にリハビリの指導を行うのは専門の理学療法士やアスレティックトレーナーが行っております。

 これらの治療に当たる当院スタッフについては、医師は、東大と順天堂大学整形外科での研究と治療経験から、また理学療法士は長年の日本体育協会スポーツ診療所でのスポーツ選手、オリンピック選手治療の経験から中高年の方々やスポーツ愛好家、選手に対して最良の医療を提供できると自負しています。

 

 これらの整形外科疾患、病状によっては精密検査や手術が必要である場合には直ちに、順天堂医院、順天堂高齢者医療センター、東大病院、などへ迅速に依頼できる体制を確保しております。
 このように、本院では最善のスタッフと最良、最新の治療方針で皆さまのヘルスケアのお役に立てる体制を用意し、地域と国民の医療遂行に邁進しております。
 また皆様のお役に立つために日頃の研鑽も積み重ねております。